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家の中で雰囲気をコントロールするのはカーテンです
カーテンの取り扱いやカーテンのデザインについて インテリアとカーテンの微妙な関係
BBSでどうぞ、何なりとお書き込みください カーテンのいろいろな話題をご紹介
 
カーテン地の加工
    カーテンの機能性や装飾性に対する要求度が高まるにつれて、仕上加工の重要性は、今まで以上に増えてきました。カーテン織物の仕上加工を大別すると、次のようになります。

防炎・防汚・帯電防止加工
 
次に防炎・防汚・帯電防止などの仕上加工は文字通り、それぞれの目的に合せた薬剤を選択し、樹脂加工と同様な加工方法を行なって、その目的を満たす加工です。

  樹脂加工
 
樹脂加工とは、織物に合成樹脂を利用した仕上加工で最も広範囲に使用されています。繊維と結合する性質を持った樹脂の液を織物にしみこませ熱を加えて樹脂液を繊維に固定させる加工であり、布地の風合(手ざわり)をよくします。更に、水分の吸収が少なくなるので縮みが生じにくい、皺ができにくい、等性質を与えることができます。また、樹脂を使うのでなく物理的に縮みの発生を少なくする方法として、主に綿織物に行う加工としてサンフォライズ加工があります
 

デザイン要素を高める加工
 
デザイン要素を高める加工のうち、エンボス、モアレ、リップルの諸加工は「物理的な型付け加工」であり、型押しの方法として樹脂などを使った加工です。 一方、合繊に対して行なわれるプリーツ加工は、繊維の熱可塑性を利用した「ひだ付け加工」をいいます。オパール加工は絹・ナイロン・ポリエステルなどの耐酸性の強い繊維と、レーヨン・綿などの植物性繊維との交織織物に対し、硫酸や硫酸アルミなどを混入した薬剤でプリントし、植物繊維部分を炭化除去して、すかし模様を作るプリント方法です。キルティング加工は、2枚の布の問に綿をはさんでミシン縫いする加工で、寝具やガウンなどに用いられ、欧米では寒さを防ぐ目的でカーテンとしても使用きれます。

  織物に他の物を合体させる加工
 
金属蒸着、ラミネート、コーティング、ボンディングの諸加工は加工する織物に、それ以外の物を合体させる加工です。例えば、織物の片面に宇宙服のような金属的外観を作り、光を反射させて遮熱効果を高めるので、遮熱カーテンに応用されます。 ラミネートとは、ウレタン・フォームやフィルムなど他の物を接着させることで、遮光性を付与したり、厚さを求めたり、通気性を少なくして保温効果を向上させたり、場合によっては収縮を少なくさせるためにも行なわれます。ボンディングも同様の状態を表現する言葉です。これは、ボンデッド・ファブリック(裏打ちした布)を得るために、二枚の布を一つに貼り合わせたり、中央にウレタン・フォームなどをサンドイッチしたり、ただウレタン・フォームや不織布を貼ったものなどがあります。
 
オーダーカーテンのメリット