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同じ繊維製品でも、衣料や寝具に対する取扱いについては、日常の生活において、常識となっています。カーテンのメンテナンスについて海外生活の長い人は、家庭で洗えるものと、専門業者に出すものを知っています。これは近所の家庭のすることを見て自然に身につけたチエでしょう。年に1度はクリーニングに出すのが常識といわれています。カーテンの汚れは、室内の浮遊塵、外気の埃、手あか、煙草のけむり等が原因です。特に、サッシのすき問からの自然汚れ、レールの埃による汚れも多いものです。毎日でなくても、週に一度は、掃除機にブラシをつけて、レールの上端からカーテン全体に埃を吸込むようにします。家庭におけるクリーニングには、オーダーカーテンには取扱い絵表示がついています。この中でドライクリーニング適用のものや、厚手の重量物は年に1度は専門業者に依頼して洗うべきでしょう。ポリエステルのレースやドレープは、年に2回は家庭で洗躍機洗いをします。中性洗剤に浸して、押洗いでもきれいになります。洗濯による染色堅牢度、収縮率、組成繊維についても正しく理解しましょう。
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