カーテンの種類は、素材別、用途別、機能別、製法別などで分けることが出来ますが、一般的には生地の構造による分類が多く行われています。この分類法では、ドレープ、ケースメント、ボイル、レース、プリント、無地、機能カーテンという品種の分類が出来ます。
●レース 編機で編んだ透過性の強いカーテン地、巾は1OOcmが主ですが、中には150cm、200cm、300cmと巾広のものもあります。先染めと後染めがありますが、後染めが大半です。素材はポリエステルが圧倒的に多く使われます。
●プリント 無地に作られたカーテン地に後から捺染加工を施して装飾性を高くしたもので巾は!00cmが主力、140cm、150c、,200cmなど巾広のものもあります。
●ケースメント 一見レースに似た生地ですがレースよりも素材的にもバラエテイに富んでおり、ポリエステル、アクリル、レーヨン、綿、麻、と各種のものが使われます。適度の透過性と遮断性とを併せもっており、ドレープの重厚さ、風格を備えまた、レースの軽快さや明朗さ・もつカーテンです。住宅ではレースの代わりにドレープと共に二重吊りにしたり、またレースと一緒に二重吊り、単品、そしてムードを必要とする商業空間でも使えます。
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●無地 カーテンドレープ地よりやや薄手の柄のない無地物。ただしごく細かい小紋や地紋のあるものもこの範疇に入ります。巾は1OOcmのものが大半を占めます。
後染めが圧倒的に多く、従って配色も多配色で同一品で30色、40色と多くの配色をしているものが少くありません。 |